コラム

一週間の始まり

ふとしたきっかけで、カレンダーと手帳では、
一週間の起点が、月曜日と日曜日で異なっていることに気づいた。

そこで、この表記の違いについてザックリと調べてみた。

大概のカレンダーは、日曜からその一週間が始まるのである。
これはキリスト教で、週の始めの日をキリストの復活の日とし、
この日(日曜日)から一週間を数えた事によるもの、との事。

対して月曜始まりのものに関しては、週休2日制の導入増加で
土日を並べた方が見やすいとの配慮によるもので、
ほとんどの手帳の主流になっているもよう。

左端に日曜がくる形式はその歴史が長く、
逆に月曜が左端にあるものは、人々の生活様式に対応してできた
比較的日の浅い形式のようだ。
何気なく目に触れているモノも調べてみれば、
奥深い理由があり一興である。 

輪転部 刷版課 Y

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