コラム

『てんかん』という病気について

ちょっと重いテーマですが「てんかん」という病気についてお話させていただければと思います。
実は私の息子が「てんかん」を発症してから10年経ちますが毎日頑張っており、『てんかん』という病気をひとりでも多くの人に知って頂きたく、このコラムを書きました。

『てんかん』とは、脳が一時的に過剰に興奮する事で、意識消失や痙攣等の『てんかん発作』を繰り返し引き起こす病気です。

発作症状は幅が広く、脳全体が同時に巻き込まれる『全般発作』と脳の一部から発作する
『焦点性発作』(部分発作)があります。
症状・発作には様々な種類があります。脳の中に役割分担があり、どの部分に異常があるかによって発作が変わってくるからです。

焦点性発作でも手足の運動をつかさどる部分に発症した場合は痙攣しなくても開眼したまま意識を失い動作が停止し、意識消失発作をする事もあります。
また、神経細胞の異常興奮が脳全体に広がっていくケースもあり、この場合は意識消失や全身痙攣といって症状が現れます。

痙攣発作した場合は発作の観察が重要ポイントとなります。
観察ポイントは多様にありますが、症状を良く見て正確に医師に伝えていく事が『てんかん』の種類分類に役立ちます。

治療には数年間規則正しく毎日神経細胞の過剰な活動を抑え、発作を起こしにくくする「抗てんかん薬」を服用すると共に定期検診(主に脳波の異常・薬の副作用・血中濃度)検査結果を参考に治療を数年以上続けていかなければなりません。

私の息子も完治の診断はすぐとはいかず、ここ数年に渡り「抗てんかん薬」を減薬しつつ最終的に薬の服用をせずに発作が数年なければ完治となります。
長期間の経過観察と根気よく治療する環境が大事です。
息子はこれから減薬をスタートし、完治に向け頑張っていきます。

印刷部輪転課 Y

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