コラム

世代は回る

ここ数年、男子テニス界でのランキングに大きな変動が起こっている。2024年最終ランキングではベストテン全員が20代、1位と3位が25歳以下で若い世代がリードしている。
それまでは、いわゆるBIG4と言われるトッププレイヤーが10年以上に渡り、上位の座に座り続けていたのを見ると世代が交代したと感じてしまう。
そこにはラケットの進化に伴うプレイスタイルの変換があったと言われ、最近では守備的な位置からパワーやスピンで打ち合う戦い方が主流になっている。
それに対して異を唱えたのが、当時怪我から復帰したばかりの37歳ベテラン選手だった。彼はより積極的にコートの前に詰める超攻撃型のスタイルを選び、その後世界タイトルを3回獲得していく。また、2024年最終ランキングで3位の選手も同様の戦い方でトップに上り詰めようとしている。
しかし、同様のことは過去にも起こっており、世代により守備的・攻撃的な戦い方を繰り返しながら進化を続けているのではないかと思っている。

我々も世代の壁を超えて、ともに進化していける関係でありたいと思う。

営業二部一課 K

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